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鳥海山登山ルートガイド

百宅口ルート
所要 : 大清水〜山頂 約3時間50分
百宅口コースタイム

百宅口を示す道標 唐獅子平

鳥海山東側の登山口百宅コースは、キャンプ場として整備されている4合目『大清水(おおしず)』が起点になる。

コースは大清水山荘前を通り、地名の由来でもある清水のわき出ている沢を渡り、ブナの原生林の中を1.4q登ると5合目『大倉ノ滝(おおくらのたき)』に出る。

周辺の景色も低木帯に変わり、緩斜面が次第に勾(こう)配を増すころ、6合目『タッチラ坂』に着く。

さらに高度をかせぐと目の前に覆いかぶさるような7合目『屏風岩(びょうぶいわ)』に。

ここの水場(夏枯れする場合もある)でのどを潤し、さらに高度をかせぐころ、辺りはすっかり高山の様相を示し、しばらく登ると8合目『唐獅子平(からじしだい)』へと出る。避難小屋の建つこの台地から背後に広がる出羽丘陵と、奥羽山脈の眺めは雄大。

ハイマツの尾根をぬけ、さらに2つの雪渓(霧のときには慎重に)を越え、高度をかせぐとケルンのある九合目『霧ヶ平(きりがだい)』。ここから外輪までの0.7qは“がれ場”なので踏み跡を見失わないように、慎重に高度をかせぎ登ると外輪に出る。

ここから一等三角点のある七高山へは、外輪づたいに北へ0.2qほど。最高峰の新山へは外輪の『虫穴(虫穴岩(むしあないわ))』の手前から内壁の鎖場を慎重に下り、万年雪にとりついて西に向かい、岩に印された矢印を追って登ると2,236mの新山頂上となる。

このコースでは、9合目から上部の“がれ場”の登下降と落石に注意が必要。また、霧が発生した場合の下り(特に外輪から8合目唐獅子平まで)には十分注意が必要である。

水場は夏枯れの場合もあるので、大清水で必要量は準備するとよいだろう。

唐獅子平避難小屋 登山客で賑わう山頂

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《お問い合わせ》
秋田県由利本荘市 鳥海総合支所 産業課 商工観光班 TEL 0184-57-2205
由利本荘市ホームページ http://www.city.yurihonjo.lg.jp/


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